アトリエの
鉱物・化石
福島 紫水晶左右17cm |
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ぶどりへ
世代をとにかく大雑把にとらえて見た。昭和40年前後から広く石に親しんだ人を
・石の第一世代<ルーペ不要、リュック担いで汽車バスを乗り継ぎあとは歩くスタイル、五万分の一地図利用、現役鉱山もあり有用鉱物多い、鉱物のパイオニア世代で高名な人物を輩出している>、
・石の第二世代<ルーペを持つ人が増える。車社会が始まるが鉱山は休止、閉山へ。情報の精度は不十分で失敗もたびたび。ズリ主体>。
・石の第三世代<ルーペは必須、車が当然、情報の精度が上がる、採取の道具充実、ズリ等は荒れてくるのでさすがに禁止が多くなる>
この世代でいえば私は第2世代でのスタートで、まだ週休1.5日時代だった。
以前、第一世代スタートの人たちに「昔はよかったでしょう?」と聞いてみた。すると、人によるが「行くも帰りも大変で、決して気軽には行けない、採集用具も粗末、車はなく採取量は少ない」「良いものを得たとしても効率が悪く、決して昔はよかったとは言えない」だそうで。
そして石の第三世代の立場はたぶんこんな様子。『便利な車で効率良く行きつけるも現地が自然に戻っていて迷ったり、コンクリート吹付けだったり、ズリが荒れていて小さな鉱物が多く思うにまかせない、ただ、時間がいくらでも残されているし、情報は多い。新しく何かが分かってくる』。 ・・・結局どの世代であっても同じかなと思う。
余計なお世話かもdaga、採集が楽しみの方々が考えておかなければいけないのが家中で増殖する石の後片付け、始末。未来は思い描いた方向にはならないのが普通だから。「いまさえよければ・・・」では済まない。もちろん自分のことでもある。
(タイトル) このページ内のタイトルの赤字は新規、または画像、トピックのリニューアル、補筆です
画幅サイズ以外のサイズの表現は標本の結晶の長径を目安で示す
1.ダイアスポア→2.コランダム(鋼玉B)→3.カリ長石→4.アマゾナイト→5.トロール石→6.ポクロフスキー石→7.紫水晶(Ⅴ)
→8.砒鉄鉱→9.オリーブ銅鉱→10.ジルコン→11.燐灰石→12.吉村石→13.細菌とウイルス(閑話休題Ⅲ)→14.ビューダン石→
15.テルル石→16.硫黄→17.針鉄鉱→18。自然銅→19.スコロド石(Ⅱ)→20.ネオジムランタン石→21.桜石→22.斜灰れん石→
23.石黄→24.軟マンガン鉱→25.リシオフォル石→26.オパール→27.苦土電気石→28.水晶・緑(Ⅶ) →29.日式双晶・黒(Ⅳ)→
30.水晶・紫(Ⅳ)→31.菱マンガン鉱(Ⅲ)→32.褐簾石(Ⅱ)→33.ハウスマン鉱 | |